16歳の時に結婚出産し、息子のマルクを産んだ。その3年後、夫の暴力により息子を連れて家出をしそのまま離婚。しかし心の傷は残り、男性恐怖症(少年、老人を省く)となった。
男性が近づいても外見的に変化はないが、心の中はいつも緊張混乱している。男性と話す時は顔を見て話すことができないので、近くの女性に向かって(または、まったく関係ない方向に向かって)内容を話すという特技(?)を使う。
性格はマイペース、どこかまだ子供っぽく親という雰囲気を感じさせない。賢者らしく常識知らずな面があり、息子に諭されたりする。
現在は鑑定屋をして暮らしている。心の病気のハンデは、6歳とは思えない無口ながらしっかりした息子が補ってくれている。いつかまた、幸せの日々を掴める日を待ち望んでいる…。
「わけがあってわたくし、男の方とは直接お話できませんの(あさっての方向を向きつつ)」
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